住宅の魅力をより引き立たせるエクステリア・外構ですが、家族であるペットとの暮らしをより豊かにすることも期待できます。このページでは「ペットのことを考えたエクステリア」について紹介・解説しますので、ペットとともに充実した暮らしを送りたい方はぜひチェックして参考にしてください。
具体的に「ペットのことを考えたエクステリア」とはどういったものでしょうか。人とともに暮らす犬や猫などのペットは、野生の動物とは異なり警戒心が薄く、思わぬ危険に対応しきれないことがあります。そのため、暮らしやすさや機能性に加え、安全性にも配慮しましょう。
ペットは飼い主とともに安心できる家で暮らしているため、外の危険から守ることが大切です。まず、自宅から勝手に出てしまわないような造りにすることが必要であり、同時に野生動物などの外敵が侵入できない構造にすることも重要です。そのため、ペットと暮らす庭を考える際は、「囲う・ふさぐ」ことが基本となります。天気の良い日には広々とした庭で遊ばせたいものですが、そのためには安全性を確保することが不可欠です。外構の設計は特に慎重に考えましょう。
ペットの種類や性格・好みなどによってもカスタマイズできるのが、エクステリアのいいところです。たとえば芝生やコンクリートなど、庭の地面をどういった状態にするかによっても遊び方や普段の過ごし方が大きく変わってくるでしょう。庭を走り回って遊びたい場合には芝生がいいでしょうし、水はけのよい硬めの地面がいい場合にはコンクリートブロック舗装の一種であるインターロッキングなどがよいでしょう。けがのしにくさ、足腰への負担、衛生面や利便性など、さまざまな要素を多角的に検討し、ペットが快適に過ごせる庭づくりを目指しましょう。何がペットにとって最適なのか分からない場合は、エクステリア工事の業者やかかりつけの動物病院に相談しながら、理想の庭を計画するとよいでしょう。
大型犬などを飼っている場合、散歩に行ったり、泥まみれになって遊んだりすることも多いでしょう。しかし、外で思いきり遊んだ後、そのまま家に上がるのは難しく、お風呂場まで運ぶのも大変です。そこでおすすめなのが、立水栓やガーデンパンを備えた庭です。散歩帰りにすぐ足を洗えるだけでなく、夏場には水遊びにも活用できます。使いやすい水場があると何かと便利なため、ペットを飼っている方の庭に取り入れるとよいでしょう。
大切な家族の一員であるペットと暮らす住宅のエクステリアを考える際は、遊びや暮らしやすさ、安全性など、さまざまな視点から検討することが大切です。見た目だけでなく、構造や使い勝手にも配慮し、ペットが快適に過ごせるエクステリア・外構を計画しましょう。工夫を凝らすことで、ペットとの暮らしがさらに充実したものになります。このサイトではエクステリアの施工を依頼できる実績豊富な業者をたくさん紹介していますので、ぜひチェックして参考にしてください。